七年語り1993’s summer diary
1993.06.25. unrest

 

 六月二十五日、曇り

 ダリルは今日も地下牢にいる。一生出てこなければ良いのに。結局あの後、気になって手紙を読んでしまった。眠れなくなった。父上にこのことを教えて、あいつをホグワーツから退学させたほうが良いような気がしてきた。
 知りたくもないと思ったが、ディゴリーは二学年上の男子で、劣等生を排出することにかけて他の追随を許さないハッフルパフ寮の生徒らしい。ダリルは何を考えてこの男と手紙のやり取りをしているんだ。錯乱の呪文でも掛けられているのかもしれない。
 大体ダリルが僕に黙ってコソコソ馬鹿げたトロールみたいな男と付き合うはずがない。

 寝る。
 

unrest

 
 


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